魚を食べる習慣がある人には認知症が少ない

(2018年3月) "Public Health Nutrition" 誌に掲載された研究によると、魚を食べるのが認知症の予防に役立つかもしれません。

研究の方法

中国に住む60才以上の男女7千人弱のデータを用いて、食生活と認知症の有病率との関係を調べました。 さらに、これまでに発表された11の研究論文のデータ(3万4千人弱)を用いたメタ分析も行いました。

結果

中国の研究

7千人弱のうち認知症だったのは326人(4.7%)でした。

過去2年間のうちに魚を食べていたグループは食べていなかったグループに比べて、認知症のリスクが27%低いという結果でした。 ただ、魚を食べる量が多いほどに認知症のリスクが低いという関係は見られませんでした。

メタ分析

魚を食べていたグループは(食べていなかったグループに比べて)認知症のリスクが20%低いという結果でした。 メタ分析では魚を食べる量が多いほどに認知症のリスクが低下しており、魚を少しだけ食べるグループでは16%の認知症リスク低下であったのに対して、魚をまあまあ食べるグループでは22%、魚をたくさん食べるグループでは23%のリスク低下でした。