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魚を食べることが多い人はアルツハイマー病になるリスクが低い

(2017年4月) "Oncotarget" 誌に掲載された広州中医薬大学(中国)の研究(メタ分析)で、魚を食べることが多い人はアルツハイマー病になるリスクが低いという結果になっています。

魚を食べる量(あるいは魚油や魚油の成分であるDHA・EPAの摂取量)と認知症のリスクとの関係について調べたメタ分析は今回のものが初めてです。

メタ分析の方法

魚を食べる量と認知症のリスクについて調べた9つの前向き研究のデータを分析しました。 データに含まれる人数は3万人弱でした。

いくつかの研究では、魚油の成分であるDHAやEPAの摂取量とアルツハイマー病や、認知症全体、MCIのリスクとの関係も調べました(研究の数は多くなく、それぞれ1つ~3つ程度)。

結果

魚を食べることが多いグループは魚をあまり食べないグループに比べて、アルツハイマー病になるリスクが20%低くなっていました。

魚を食べる量が1週間あたり100g増えるごとにアルツハイマー病になるリスクが12%下がるという計算になります。

認知症全体や軽度認知障害(MCI)のリスクと魚を食べる量との間には関係が見られませんでした。 また、DHAやEPAの摂取量が多いとアルツハイマー病・認知症全体・MCIのリスクが低いということもありませんでした。
各種の認知症の中でアルツハイマー病についてのみ、魚を食べる量が多いとリスクが低かった理由に研究チームは言及していません。