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魚をよく食べる高齢者は歩行能力に支障が生じにくい

(2017年6月) "Clinical Nutrition" 誌に掲載されたマドリード自治大学の研究によると、魚を積極的に食べるのがが高齢者の歩行能力の維持に役立つかもしれません。

研究の方法

ビタミンB群のうちの3種類(ビタミンB6・ビタミンB12・葉酸)の摂取量と高齢者における身体機能障害との関係を調べることを目的として、60才以上で身体機能に支障がないスペイン人男女 1,630人の食生活を調べたのち、中央値で3.5年間にわたり身体機能(歩行能力・敏捷性・身体機能全般)に支障が生じるかどうかを追跡調査しました。

結果

ビタミンB6の主要な供給源であるの摂取量が(たぶん1日あたり)100g増えると、歩行能力に支障が生じるリスクが50%低下していました。

さらに、ビタミンB6それ自体の摂取量(*)に応じてデータを3つのグループに分けてグループ間で比較したところ、ビタミンB6の摂取量が最大のグループは最少のグループに比べて、歩行能力に支障が生じるリスクが34%低下していました。
(*) おそらく食品の摂取量からビタミンB6の摂取量を推定した。 ビタミンB6のサプリメントで摂取する分を含むかどうかは不明。 たぶん含まない?
ビタミンB12葉酸の摂取量と身体機能障害との間には関係が見られませんでした。

ビタミンB6を豊富に含む食品ランキング

1食分の量を考慮すると、ビタミンB6を最も豊富に含む食品のベスト10は次の通りです(いずれも生):
  1. みなみマグロ(赤身1.08mg/100g、脂身1.00mg/100g)
  2. びんながマグロ(0.94mg/100g)
  3. 牛のレバー(0.89mg/100g)
  4. くろマグロ(赤身0.85mg/100g、脂身0.82mg/100g)
  5. カツオ(0.76mg/100g)
  6. ケールの青汁(0.75mg/100g)
  7. めじマグロ(0.73mg/100g)
  8. 鶏のささみ(0.66mg/100g)
  9. 鶏のレバー(0.66mg/100g)
  10. ごまサバ(0.65mg/100g)