インフルエンザの予防接種が心臓発作と脳卒中を予防

(2013年10月) "Journal of the American Medical Association" に掲載されたカナダの研究によると、インフルエンザの予防接種に心臓発作と脳卒中のリスクを50%以上も低減する効果があります。 この低減効果は、予防接種に用いるワクチンが強力であるほど増加すると見られます。

研究の方法

インフルエンザの予防接種と心臓の健康との関係を調べた6つの臨床試験の結果を分析しました。 被験者数は6つの試験の合計で 6,700人、いずれも心臓疾患の病歴の持ち主でした。

結果
インフルエンザの予防接種を受けた人では:
  • 主要な心臓イベント(心臓発作、脳卒中、心不全、心臓障害による死亡)のリスクが36%減少していた。
  • 心臓発作が生じてから間もく予防接種を受けた人では、主要な心臓イベントのリスクが55%減少していた。
  • 心臓障害またはその他の原因により死亡することが少なかった。
  • 通常の季節性インフルエンザのワクチン(standard seasonal vaccine)よりも、強力なワクチン(新型インフルエンザのワクチン?)のほうが、主要な心臓イベントのリスクの減少幅が大きかった。