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子供は食べ物関連のテレビCMに影響される

(2016年10月) "International Journal of Obesity" に掲載されたダートマス大学の研究によると、子供はテレビで放映される食べ物のコマーシャルにしっかりと影響されます。 さらに、体質的に太りやすい子供では、食べ物のコマーシャルの影響が大きくなります。

研究の方法

9~10才の子供172人に昼食をお腹一杯に食べさせた後すぐに、30分ほどのテレビ番組を観せました。 テレビ番組の途中で放映されるCMは2種類で、一方は玩具の宣伝、もう一方は食べ物の宣伝でした。

そして、テレビ番組に夢中になっている子供たちに間食(テレビで最近宣伝された食べ物)を好きなだけ食べれるようにしておいて、間食を食べる量を調べました。

結果

昼食の直後で満腹だったにも関わらず、食べ物のCMを見た子供は玩具のCMを見た子供に比べて、間食を食べる量(カロリー)が41%多くなっていました。

FTO(Fat Mass and Obesity Associated Gene)遺伝子という肥満関連の遺伝子のバリエーション(遺伝子変異体)において肥満リスクが最大の子供では、食べ物のCMの影響が3倍超でした。

解説
今回の結果は、太りやすい遺伝子を持つ人がなぜ太りやすいのかという理由の1つの解明につながると思われます。 遺伝子的に太りやすい人は、テレビのCMなど食欲をそそる情報に触れないようにすると良いかもしれません。 肥満は、ガンや糖尿病などのリスクが増加する原因となります。