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サッカー・ファンが試合観戦中に興奮しても脳卒中のリスクは増えない?

(2016年5月) サッカーの熱狂的なサポーターが試合を観戦すると心臓発作や脳卒中が生じやすくなることを示す研究が多数存在します。

しかし、コペンハーゲンで開催中の "Second Congress of the European Academy of Neurology" で発表されたポルトガルの研究によると、サッカーの試合を観戦していて興奮しても、それによって脳卒中のリスクが増加することは無いかもしれません。 重要な試合がある日と普通の日とで、脳卒中発生件数に統計学的に有意な違いが見られなかったのです。

研究の方法

2012年~2015年の病院のデータを用いて、ポルトガルで最も人気がある3つのサッカー・チームの重要な試合が脳卒中の発生件数にどのように影響するかを調べました。

結果

試合の当日および後日に72件の脳卒中が発生したのに対して、試合がなかった時期には52件の脳卒中が発生しました。

試合があった日の方が平常時に比べて脳卒中の発生件数が多くなっていますが、研究者によると72件と52件という差は統計学的に有意と言えるほどではありません。