果汁100%のジュースでも毎朝飲むと血圧上昇の一因となる

(2014年10月) "Appetite" 誌に掲載された スウィンバーン工科大学(オーストラリア)の研究によると、朝食に果汁100%のジュースを飲む習慣がある人では高血圧のリスク増加する可能性があります。

研究の方法

160人の男女を対象に過去12ヶ月間におけるフルーツ・ジュースの飲用頻度に関するアンケート(①まれに飲む、②時々飲む、③毎日飲む)を実施し、同じ日に上腕の血圧を測定して、橈骨動脈圧平眼圧測定法により上腕血圧から中心血圧(大動脈や頸動脈など心臓に近い大血管での血圧)を割り出しました。

結果

毎朝のようにフルーツ・ジュースを飲むというグループでは、中心収縮期(最高)血圧が他の2つのグループに比べて 3~4 mmHg 高くなっていました。 この結果から、果汁100%のフルーツ・ジュースであっても、高血圧のリスク要因になると思われます。 中心血圧の上昇は、心臓発作などのリスクにも影響すると言われています。

解説
研究者によると、フルーツ・ジュースに大量に含まれる糖分が血圧上昇の原因です:
「フルーツ・ジュースにはビタミン類が含まれてはいるものの、一般的には糖分が多く、食物繊維がほとんど含まれていません。 したがって、フルーツ・ジュースを頻繁に飲む人は、糖分の摂り過ぎになっている恐れがあります」
フルーツ・ジュース250mlにはティースプーンに7杯分(115キロカロリー。 コーラと同程度)もの糖が含まれています。