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果物が糖尿病予防に有効だが、ジュースにすると逆効果

(2013年8月) "British Medical Journal" に掲載された研究によると、果物をそのまま食べると2型糖尿病になるリスクが減少しますが、果物をジュースにして飲むと逆にリスクが増加します。

研究の方法

187,382人の14年分のデータに基づいて、2型糖尿病と、果物の総摂取量・果物の種類別の摂取量・フルーツジュースの飲用量との関係を調べました。 調査対象となった果物は次の通りです: ブドウまたはレーズン、桃、プラム、アプリコット、プルーン、バナナ、メロン、リンゴ、梨、オレンジ、グレープフルーツ、苺、ブルーベリー。

結果

研究期間中に糖尿病を発症したのは 12,198人でした。 特定の果物(特にブルーベリー、ブドウ、リンゴ)を週に2回以上(ジュースにせずに)そのまま食べていた人では、月に1回未満しか果物を食べない人に比べて糖尿病のリスクが23%減少していました。

その一方で、フルーツジュースを毎日1回以上飲む人では、糖尿病になるリスクが21%増加していました。

また、1週間のあいだに飲むフルーツジュースのうちの3回分を、果物をそのまま食べるように変更すると糖尿病のリスクが7%減少しました。

結論
この結果から、2型糖尿病の予防に果物をそのまま食べるのは良いけれども、ジュースにして飲むと良くないと考えられます。 健康的なイメージのある100%果汁のジュースですが、糖尿病予防という観点からは良くないという結果でした。