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果物の摂取量が多い閉経後の女性は骨粗鬆症のリスクが低い

(2018年5月) "Food & Function" 誌に掲載されたメタ分析で、閉経後の女性は果物の摂取量が多いと骨粗鬆症のリスクが低いという結果になっています。 ただし、今後の研究で今回の結果を確認する必要があります。
Danqing Hu et al. "Fruit and vegetable consumption and the risk of postmenopausal osteoporosis: a meta-analysis of observational studies "

研究の方法

閉経後の女性を対象に野菜/果物の摂取量と骨粗鬆症のリスクとの関係を調べた18の研究(2018年3月までに発表されたもの)のデータを分析しました。 18の研究はいずれものクロス・セクショナル研究またはケース・コントロール研究であるようで、データに含まれる人数は合計1万2千人超でした。

結果

果物の摂取量が最大のグループは最少のグループに比べて、骨粗鬆症のリスク(オッズ比)が32%低いという結果でした。 野菜の摂取量と骨粗鬆症リスクとの間には関係が見られませんでした。

ケース・コントロール研究

ケース・コントロール研究のデータに限って分析すると、果物の摂取量が最大のグループでは骨粗鬆症のリスクが48%低くなっていました。 野菜に関しても38%のリスク低下でした。

クロス・セクショナル研究

クロス・セクショナル研究のデータに限って分析すると、果物の摂取量が最大のグループでは骨粗鬆症のリスクが27%低くなっていました。 野菜摂取量と骨粗鬆症リスクとの間には関係が見られませんでした。