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野菜や果物をよく食べる人には抑鬱が少ない

(2018年5月) "British Journal of Nutrition" に掲載されたメタ分析(システマティック・レビュー)で、野菜や果物をよく食べる人には抑鬱が少ないという結果になっています。

メタ分析の方法

野菜や果物の摂取量と抑鬱のリスクとの関係を調べた18の研究(2017年10月までに発表されたもの)のデータを分析しました。

結果

果物

コホート研究(*)のデータをまとめて分析したところ、果物の摂取量が最大のグループは最少のグループに比べて抑鬱のリスクが17%低いという結果でした。 果物の摂取量が(たぶん1日あたり)100g増えるごとに抑鬱のリスクが3%下がるという計算になります。

クロス・セクショナル研究(†)では、果物の摂取量が最大のグループは最少のグループに比べて抑鬱のリスクが14%低いという結果でした。

(*) 果物(や野菜)の摂取量を調べたのち何年間かにわたり抑鬱の発生状況を追跡調査する研究。

(†) 果物(や野菜)の摂取量と抑鬱の有無を同時期に調査する研究。

野菜

コホート研究のデータをまとめて分析したところ、果物の摂取量が最大のグループは最少のグループに比べて抑鬱のリスクが14%低いという結果になりました。 野菜の摂取量が100g増えるごとに抑鬱のリスクが3%下がるという計算になります。

クロス・セクショナル研究では、の摂取量が最大のグループは最少のグループに比べて抑鬱のリスクが25%低いという結果でした。 野菜の摂取量が100g増えるごとに抑鬱のリスクが5%下がるという計算になります。

果物&野菜

果物と野菜を併せた摂取量と抑鬱リスクとの関係を調べたクロス・セクショナル研究のデータを分析したところ、果物&野菜の摂取量が多い場合には抑鬱リスクが20%低いという結果でした。