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野菜や果物を生で食べる量を増やすとココロが元気になる

(2017年2月) "Plos One" に掲載されたオタゴ大学(ニュージーランド)の研究によると、野菜と果物を生で食べる量を増やすと数週間のうちにココロが元気になるかもしれません。

研究の方法
18~25才の健康な男女171人を次の3つのグループに分けて2週間を過ごしてもらいました:
  1. 普段の食生活を続けるグループ
  2. 10ドルを支給されたうえで野菜・果物を食べる量を増やすように推奨されるグループ
  3. 野菜と果物(ニンジン、キーウィ、リンゴ、オレンジ)を毎日2食分もらえるグループ
結果

3のグループは2週間のうちに幸福感・活力・意欲が向上しましたが、2のグループでは向上しませんでした。

解説
生で食べるのがよい

3のグループが与えられた野菜と果物の大部分(ニンジンも)を生で食べていたのに対して、2のグループは10ドルで買った野菜を調理して食べる傾向にありました。 過去の研究にも、果物や野菜を生で食べると精神状態が良好になることを示すものがあります。

理由

今回の研究ではビタミンCやカロテノイドの血中濃度も調べましたが、野菜・果物を食べる量を増やしてココロが元気になるのは、野菜・果物でビタミンCやカロテノイドが増えるからではないようでした。

研究チームによると、野菜・果物を食べる量を増やすとココロが元気になるのは、ビタミンCとカロテノイドだけではない野菜・果物に含まれる各種のビタミン類・ミネラル類・抗酸化物質がトータルに作用するからかもしれません。