(2018年3月) "Public Health Nutrition" 誌に掲載されたメタ分析によると、メタボリック・シンドローム(以下「メタボ」)の予防に野菜や果物が役立つかもしれません。
研究の方法
野菜や果物の摂取量とメタボのリスクとの関係を調べた26の研究(*)のデータを分析しました。
(*) 2017年9月までに発表されたもの。 横断研究が20、コホート研究が5つ、ケース・コントロール研究が1つ。
結果
野菜
野菜の摂取量とメタボの関係を調べた16の研究のデータを分析したところ、野菜の摂取量が多い場合には少ない場合に比べてメタボのリスクが11%低いという結果になりました。
果物
果物の摂取量とメタボの関係を調べた16の研究のデータを分析したところ、果物の摂取量が多い場合には少ない場合に比べてメタボのリスクが19%低いという結果になりました。