果物や野菜に歯周病の進行を抑制する効果?

(2018年12月) ポズナン生命科学大学(ポーランド)の研究グループが、果物や野菜の摂取量と歯周病のリスクとの関係についてまとめたシステマティック・レビューを "Dental and Medical Problems" 誌(PDFファイル)に発表しています。

研究の方法

果物や野菜の摂取量と歯周病のリスクとの関係を調べた15の研究(介入研究が4つ、前向き/後ろ向き研究が3つ、および横断研究が8つ)のデータを分析しました。

データに含まれる人数は合計で1万人ほど(15~90才)でした。

結果

果物や野菜を毎日5食分(*)以上食べていると歯周病(特に歯周炎。ことによれば歯牙喪失も)の進行を防げる可能性があります。
(*) 生または冷凍の果物や野菜125mlで1食分。 葉野菜やサラダであれば250ml。

解説

果物や野菜の成分であるビタミン類や食物繊維に備わる抗酸化・抗菌・免疫力強化といった作用が歯周病の抑制に効果を発揮するのだと考えられます。

ブルーベリーなどのベリー類が含有するポリフェノール類の中には、歯の表面にバイオフィルム(細菌が作り出す膜。 歯垢もその一種)が形成されにくくする効果を有するものもあります。