肌の色合いが魅力的な女性がよく食べている果物や野菜の種類

(2018年7月) "Nutrition Research" 誌に掲載されたニューカッスル大学(オーストラリア)の研究により、肌の黄色っぽさに貢献する果物や野菜の種類が調査されています。
Daisy H Coyle et al. "Intake of specific types of fruit and vegetables is associated with higher levels of skin yellowness in young women: A cross-sectional study"

研究の背景

黄色っぽい=魅力的

これまでの研究で、果物や野菜の摂取量が多いと肌が黄色(「黄金色(ゴールデン)」と形容されることも)みを帯びること、そして、果物/野菜で黄色みを帯びた肌が少なくとも白人では他人の目に魅力的に映ることが示されています。

たぶんカロテノイド

果物や野菜で肌が黄色みを帯びるのは、果物や野菜に含有される脂溶性の色素「カロテノイド」が皮膚に蓄積するためだと考えられます。

したがって、βカロチンなどのカロテノイドを豊富に含有する果物や野菜が肌の黄色みへの貢献度も大きいと考えられますが、どの果物や野菜の貢献度が大きいかを調べる研究はこれまでに行われていませんでした。

研究グループの目論見(もくろみ)

今回の研究の背後には、「特定の果物や野菜で外見的な魅力がアップするとなると、外見的な魅力にセンシティブな若い女性などが果物や野菜をよく食べるようになり、食生活が自(おの)ずと健康的になるだろう」という研究グループの思惑が存在します。

研究の方法

オーストラリアに住む18~40才の女性108人を対象に、果物や野菜の摂取量をアンケートで調べたり計器で肌の黄色っぽさを測定したりしました。

結果

果物&野菜の総摂取量が多かったり果物に限った総摂取量が多かったり(*)すると肌の黄色みが強いという結果でした。
(*) 野菜に限った総摂取量と肌の黄色みとの間には関係が見られなかったのでしょう。
果物や野菜の種類別に見ると、果物では ①リンゴ/梨 ②マンゴー/ポーポー(*) ③ドライフルーツ、野菜では ①豆類 ②ほうれん草 ③ブロッコリー ④トウモロコシの摂取量が多いと肌の黄色みが強いという関係が見られました。
(*) "pawpaw" を訳したもの。 "pawpaw" は「パパイヤ」とも訳されるようですが、「パパイヤ」と言いたいなら "papaya" という語を使うと思います。 パパイヤとポポーとマンゴーは植物学的な分類が大きく異なります(近縁種ではない)。