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果物とヨーグルトを組み合わせて食べると健康のシナジー効果

(2017年10月) ラヴァル大学(カナダ)の研究グループが "Advances in Nutrition" 誌に発表した論文によると、果物とヨーグルトを組み合わせて食べるのが健康にとって有益だと思われます。

果物とヨーグルトそれぞれの有益性

果物とヨーグルトはどちらも健康的な食品であるとみなされます。

果物はエネルギー密度(*)が比較的低く、抗酸化物質・食物繊維・ポリフェノール類を豊富に含んでいます。 果物に含まれる食物繊維が腸内細菌の格好のエサとなるため、果物はプレバイオティクスとして機能します。 信頼性の高いデータにより、果物に心臓病や脳卒中のリスクを低減する効果のあることが示されています。
(*) 食品1gあたりに含まれるカロリー(kcal)。 脂肪分が少ない食品や、野菜や果物のように食物繊維を多量に含んでいる食品はエネルギー密度が低くなる。

ヨーグルトは栄養分が濃厚な食品で、タンパク質・カルシウム・マグネシウム・ビタミンB12・各種脂肪酸といった栄養素を十分に含んでいます。 ヨーグルトは有益な細菌を大量に含有するプロバイオティクスです。 ヨーグルトは、体重の増加を抑制する効果や2型糖尿病のリスクを下げる効果が期待されています。

果物とヨーグルトの組み合わせ

果物とヨーグルトを組み合わせて同時に食べると、上質のタンパク質・各種脂肪酸・ビタミン類・ミネラル類を同時に摂ることなるので、こうした栄養素の持つ栄養素がシナジー効果(相乗効果)を発揮することが期待できます。

果物に備わるプレバイオティクスとしての性質とヨーグルトに備わるプロバイオティクスとしての性質にもシナジー効果を期待してよいでしょう。 プレバイオティクスとプロバイオティクス両方の性質を備える(腸内細菌と腸内細菌のエサがセットになった)食品を指す言葉として「シンビオティクス(synbiotics)」というものがありますが、果物とヨーグルトの組み合わせはこのシンビオティクスに当たります(もっともヨーグルトはそれだけでもシンビオティクスと言えそうですけど)。

カロリーばかりが高いジャンクフードを食べるときにも、果物&ヨーグルトを同時に食べることによって、ジャンクフードの有害性が軽減される可能性があります。