野菜や果物を積極的に食べても糖尿病のリスクは下がらない?

(2016年8月) 健康の様々な面において有益であることが示されている野菜と果物ですが、"European Journal of Clinical Nutrition" に掲載された研究で、野菜や果物の摂取量が多くても2型糖尿病になるリスクは減らないという結果になりました。

研究の方法

欧米に住む中高年男女100万人分ほどの情報が含まれるデータベースから50才未満の人とガン・糖尿病・冠動脈疾患の病歴がある人を除外したデータを用いて、野菜および果物の摂取量と2型糖尿病になるリスクとの関係を調べました。

結果

果物・野菜全体・青葉の野菜のいずれについても、摂取量が多くても少なくても2型糖尿病になるリスクに違いはありませんでした。

ただし、米国のデータだけに限って分析すると、果物の摂取量が多い場合には5%、青葉野菜の摂取量が多い場合には13%、2型糖尿病になるリスクがそれぞれ減っていました。