親の教育水準が高いのに本人は頭が悪く、さらに女っ気があるという少年は高確率で酒を飲むようになる

(2016年6月) "39th Annual Research Society on Alcoholism" にて発表予定であるサウス・カロライナ医科大学の研究によると、12~14才の子供の状況からその子供が18才になる頃に飲酒しているかどうかを74%の確率で推測することができます。出典: Understanding Risk Factors Involved in Initiation of Adolescent Alcohol Use

研究の方法

飲酒とも麻薬とも無縁の健康な子供137人を対象に、聴き取り調査・神経心理学的な検査・MRIによる脳の検査を行い、その後も年に1度の定期検査を行いました。

結果
18才になるまでに飲酒するようになっていたのは51%にあたる70人でした。 18才になる頃に飲酒するようになっていた子供は、12~14才の時点で以下に該当する傾向にありました:
  • 男性である。
  • 親の教育水準が高く収入も多い家庭の子供である。
  • 14才の時点で異性と交遊している。
  • (特に社交的な場面において)飲酒が気分や振る舞いに及ぼす影響に対して良いイメージを持っている。
  • 実行機能(*)のテストの成績が悪い。 つまり、頭が良くない。
    (*) 計画立案・問題解決・思考などの能力。
  • 脳の構造や実行機能テストの問題を解いている最中の脳の機能が(後に飲酒をするようにならないグループと)異なる。