遺伝子的に骨が弱い子供も運動で骨が丈夫になる

(2016年6月) "Journal of Bone and Mineral Research" に掲載されたフィラデルフィア子供病院の研究によると、遺伝子的に骨が弱くなりがちな子供であっても運動により骨が丈夫になります。出典: Physical Activity Builds Stronger Bones, Even in Children with Genetic Risk

研究者は次のように述べています:
「今回の研究により初めて、骨が弱くなる遺伝子がもたらす悪影響に運動で対抗できることが示されました」
研究の方法

5~19才の欧州系米国人918人を 2002年から 2009年にわたり追跡調査したデータを分析しました。 データは、子供時代の運動習慣(種類と量)に関するアンケートを実施した結果と、骨密度および骨密度に関与する遺伝子群のタイプを調べた結果が含まれていました。

結果

全般的に見て、運動量が多い子供は骨密度が高いという結果でした。 そしてこの運動量と骨密度の関係は、遺伝子的に骨が弱い子供の場合にも同様でした。 骨密度を上げる効果が高かったのは特に、(オリンピック競技にも採用されている)体操やサッカーなど飛んだり跳ねたりするために骨に衝撃が加わる運動でした。

推奨される運動時間
米国保健福祉省の運動ガイドラインでは、青少年が中強度の運動を毎日60分間行うことが推奨されています。 研究者は、「今回の結果がこのガイドラインの推奨内容と合致する」と述べています。 特に、骨に衝撃が加わる運動が推奨されます。