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妊娠中にコリン(ビタミンBの一種)を十分に取っていると生まれる子供が優秀になるかも

スペインの研究グループがネズミを用いた実験で、胎児のときに母親がビタミンBの一種であるコリンを十分に摂取していると、子供が大人になってからの長期記憶と注意力が改善されるという結果になりました。

今回の研究では、まず、出産間近の母ネズミを3つのグループに分けて、それぞれにコリンを豊富に含む食事、普通の食事、コリンが乏しい食事を与えました。 そして、母ネズミから生まれた子ネズミを、各グループにつき10匹ずつサンプルとして選びました。

次に、その子ネズミたちが大人になってから、子ネズミたちにオブジェクトを見せて記憶力を調べるという実験(実験の詳細は不明)を行っいました。

24時間の記憶力を調べる試験では各グループの違いは見られませんでしたが、48時間の記憶力を調べる試験では、胎児のときに母ネズミがコリンを強化したエサを与えられていたグループが、母ネズミが普通のエサを与えられていたグループよりも優れた記憶力を示しました。 コリンの少ないエサを与えられていた母ネズミたちから生まれたグループは、48時間の記憶力がありませんでした。

変化への対応力も
研究グループは次に、コリンの摂取が新しい刺激への対応力に及ぼす影響を調べました。 この実験では、3つのグループの大人のネズミたちにコリンを強化したエサ、普通のエサ、またはコリンを含まないエサのいずれかを12週間にわたって与えました。

その結果、コリン強化のエサを与えられたグループは、他の2つのグループに比べて、慣れ親しんだ刺激(エサの合図とか?)に対する注意力が優れていました。 また、普通のエサを与えられたグループでは、慣れ親しんだ刺激の意味が変わった(電気ショックの合図がエサの合図に変わるとか??)とき、この変化に対応するのに普通の時間がかかりましたが、コリンを強化したエサを与えられたグループは速やかに変化に対応しました。

コリンは、卵や、鶏や牛のレバー、大豆、小麦胚芽などに含まれています。