GLP-1アナログ製剤の使用時には脱水症に一層の注意が必要

(2014年12月) 糖尿病の注射薬の中には GLP-1 と呼ばれるインスリン放出量を増加させるホルモンと同じ作用を持つものがありますが、"Journal of Neuroscience" に掲載されたバッファロー大学(米国)の研究において、この GLP-1 ホルモンに水分摂取量を減らす作用のあることがマウス実験で示されました。

GLP-1 が受容体と結合したときに 『水分の摂取量を減らしなさい』というシグナルが脳に送られるというのです。 GLP-1 によるシグナルを遮断すると、マウスの飲水量が増加しました。

糖尿病患者はそもそも脱水症になるリスクが高いので、GLP-1 と同じ作用を持つ糖尿病薬を使用する場合には脱水に注意が必要だと考えられます。