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ヒトでも脳においてブドウ糖が果糖に変換される

(2017年2月) "JCI Insight" に掲載されたイェール大学の研究により、脳においてブドウ糖が果糖へと変換されることが明らかになりました。

脳においてブドウ糖は満腹感のシグナルを発しますが、果糖はシグナルを発しません。 ヒト以外の動物では脳で果糖が作られることが確認されていますが、ヒトでも同じであることは確認されていませんでした。

研究の方法

健康な人たち80人に4時間をかけてブドウ糖の点滴を行い、磁気共鳴分光法を用いて脳における糖の濃度を測定しました。 また、血液検査により血中の糖濃度も調べました。

結果

点滴でブドウ糖を投与すると、血流中では果糖がほとんど増えなかったのに、脳では果糖が増えました。

この結果に基づき研究チームは、ポリオール経路というブドウ糖を果糖へと変換する代謝経路により、点滴後に脳で果糖が増えたのではないかと考えています。