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ブロッコリーをよく食べる人は2型糖尿病になりやすい?

(2018年4月) "American Journal of Clinical Nutrition" に掲載されたハーバード大学などの研究で、グルコシノレートの摂取量が多い人は2型糖尿病になりやすいという意外な結果となりました。

グルコシノレートはブロッコリーなどのアブラナ科の野菜に豊富に含まれる物質で、イソチオシアン酸(ブロッコリーの成分として有名なスルフォラファンはイソチオシアン酸の一種)の前駆物質です。 イソチオシアン酸には酸化ストレスと炎症を低減する効果が期待されています。

研究の方法

米国在住で糖尿病・心臓病・脳卒中・ガンの病歴がない男女20万人超(男性が4万1千人ほど)を対象に、アンケート調査で食生活などを調べたのち平均で21年間ほどにわたり2型糖尿病の発生状況を追跡調査しました。

データの分析においては、2型糖尿病の発症に影響する生活習慣面や食生活面での要因を考慮しました。

結果

追跡期間中に1万6千件超の2型糖尿病が発生しました。

グルコシノレートの摂取量が最も多いグループは最も少ないグループに比べて、2型糖尿病になるリスクが19%増加していました。

グルコシノレート3種類の摂取量と2型糖尿病リスクとの関係を種類別に分析しても同様の結果でした(13~18%のリスク増加)。 アブラナ科野菜についても、摂取量が多いと2型糖尿病リスクのリスクが高い(+16%)という関係が見られました。

今後の研究で今回の結果を確認する必要があります。