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グリセミック指数/負荷とガンになるリスクとの関係

(2017年9月) イタリア国立がん研究所などが食生活のグリセミック指数(GI)やグリセミック負荷(GL)と各種のガンになるリスクとの関係を調査した結果が "Scientific Reports" に掲載されています。

GIやGLが高い食生活はインスリン様成長因子を介してガンのリスクを増加させる恐れがありますが、今回の研究ではGIやGLが高い場合にリスクが低下するガンもありました。

研究の方法

イタリアに住む男女4万5千人超の食生活を調べてGIとGLを割り出したのち、15年間ほどにわたり各種のガン(*)の発生状況を追跡調査しました。
(*) 舌・胃・結腸・直腸・肝臓・すい臓・肺・乳・子宮頸部・子宮内膜・卵巣・前立腺・膀胱・腎臓・髄膜・脳・甲状腺のガン、およびリンパ腫・メラノーマ・骨髄腫。

結果

追跡期間中に 5,112件のガンが発生し、2,460人が死亡しました。
  • 食生活のGIが最高のグループは最低のグループ(*)に比べて、結腸ガンのリスクが48%および膀胱ガンのリスクが51%高かった。
  • 食生活のGLが最高のグループは最低のグループに比べて、結腸ガンのリスクが80%および糖尿病が関与するガン(†)のリスクが23%高かった。
  • 食生活のGLが最高のグループは最低のグループに比べて、直腸ガンのリスクが58%低かった。 GLが最も低いグループに比べて、GLがそれよりも高い4つのグループは全て直腸ガンのリスクが低かった(GLが低い方から高い方の順に、-49%・-53%・-55%・-58%)。
  • GIが高い食品(‡)の摂取量が最大のグループは最少のグループに比べて、胃ガンのリスクが49%低かった。
  • GIが高い食品の摂取量が最大のグループは最少のグループに比べて、結腸ガンのリスクが71%および糖尿病が関与するガンのリスクが23%高かった。

(*) 全部で5つのグループに分けた。 他の比較も同様。

(†) 膀胱・乳・結腸・直腸・子宮内膜・肝臓・すい臓・前立腺のガン。

(‡) GIが高い食品はパン・砂糖・はちみつ・ジャム・白米・ピザなど。 GIが低い食品は果物・豆類・パスタなど。 ハーバード大学によるとパスタのGIは意外に低く、全粒粉を使っていない普通のスパゲッティーでも58(全粒スパゲッティーだと42)。 マカロニは50。 フェットゥチーネは32。
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