家族に痛風患者がいる人は、痛風になるリスクが2倍

(2013年12月) 痛風はグルメな人がかかることが多いことから「贅沢病」だと考えられていますが、"Annals of the Rheumatic Diseases" に掲載されたノッティンガム大学の研究によると痛風のリスクには体質も影響している可能性があります。

研究の方法

台湾(世界で最も痛風患者が多い国)の家族420万世帯を調査しました。

結果

第一度/第二度近親者に痛風の人がいる場合には痛風を発症するリスクが増加していました。 第一度近親者が痛風である場合には本人も痛風になるリスクが2倍で、特に双子の兄弟姉妹が痛風である場合には本人も痛風になるリスクが8倍でした。

環境的な要因も

今回の研究では、遺伝的要因だけでなく近親者に共通する環境的な要因(同じ食事や同じ家など)が痛風のリスク要因として重大であることも明らかになりました。

ただし本人が男性か女性かによって遺伝的要因と環境的要因の影響度が異なり、遺伝的要因の影響度は男性では1/3、女性では1/5でした。

コメント
研究者は次のように述べています:
「家族に痛風の人がいると本人も痛風になるリスクが増加しますが、痛風のリスク要因としては遺伝的要因よりも(家族に共通する)環境的要因のほうが大きいため、食事や生活習慣を改善することで本人の痛風リスクを減らすことができます」