ブドウに高血圧による心臓発作を予防する効果

(2013年5月) 高血圧により心臓発作のリスクが2~3倍になりますが、"Journal of Nutritional Biochemistry" に掲載されたミシガン大学が行ったマウス実験によると、ブドウによって慢性的な高血圧による心臓発作のリスクを減らせます。 ブドウが複数の遺伝子の活性と代謝経路に作用して、心臓に存在する細胞性抗酸化物質であるグルタチオンの量が増加するというのです。

ブドウには抗酸化物質などのポリフェノールが含まれており、これが遺伝子の活性に関わっていると考えられます。

酸化ストレスは心臓発作の強いリスク要因であり、ヒトや動物実験でも心臓発作においてグルタチオンの欠乏が確認されています。(抗酸化物質には酸化ストレスの原因となる活性酸素を無害化する作用があります)

今回の研究グループの過去の研究によると、ブドウには心筋の拡張と線維化のリスクを減少させる効果もあります。 また複数の研究で、ブドウなどの果実や野菜など抗酸化物質を豊富に含む食品に高血圧を防ぐ効果のあることが示唆されています。

ブドウの種類(赤・黒・白)は不明です。 実験ではブドウ全体を使いました。 つまり、普通は食べないブドウの皮の部分も含まれていたということです。