ギリシャ・ヨーグルトに関するQ&A

(2016年3月) ギリシャ・ヨーグルトは 1980年代に初めて米国に本格的に輸入されるようになってからすぐに、米国で健康的な間食として人気の食品となりました。

しかしながら多くの消費者はギリシャ・ヨーグルトのことを良く知らず、「普通のヨーグルトよりも健康的なの?」 あるいは 「高い値段に見合うだけの価値はあるの?」などという疑問が頭の中に渦巻いて夜も眠れない有様です。

そんな消費者たちの窮状を救うべく、ノースフロリダ大学の Zhiping Yu 博士がギリシャ・ヨーグルトに関する疑問に答えてくれています。出典: Myths and Facts About Greek Yogurt

ギリシャ・ヨーグルトの起源はギリシャですか?

ギリシャ・ヨーグルトの起源はよくわかっていませんが、ギリシャ・ヨーグルトの起源として一番有望なのはやっぱりギリシャです。 ただし、南アジア・地中海諸国・中東、そして今では米国でもでもギリシャ・ヨーグルトは一般的に食べられています。

ギリシャ・ヨーグルトと普通のヨーグルトの違いは?

ギリシャ・ヨーグルトも普通のヨーグルトと同じように牛乳を細菌で発酵させて作ります。 そうして作ったヨーグルトから液状の乳清を取り除いて濃縮させたものがギリシャ・ヨーグルトです。 ギリシャ・ヨーグルトは普通のヨーグルトよりも濃厚でクリーミーです。

ギリシャ・ヨーグルトを作るのに必要な牛乳の量は普通のヨーグルトの4倍です。 高価なのもそのためです。
自分でも作れる?
スーパーで買ってきたヨーグルト(寒天が使われていないもの)を容器のまま数日間静かに放置しておく(衝撃を与えるとダメ)と、ヨーグルトから水分が抜け出し固形分が収縮して容器のサイズより1回り小さくなります。 そうして小さく固まった固形分だけを食べると濃厚で酸味も少ない感じで美味しいのですが、ギリシャ・ヨーグルトもそんな感じなのでしょう。
普通のヨーグルトとの栄養の違いは?

ギリシャ・ヨーグルトは、普通のヨーグルトに比べて炭水化物が少なくタンパク質が2倍ほど多く含んでいるのでダイエットに向いています。 タンパク質を多く含有する食品に空腹感を抑える作用があるためです。参考記事: 満腹感を得るのにタンパク質の多い食事はやはり有効だった

その一方で、カルシウムはギリシャ・ヨーグルトよりも普通のヨーグルトに豊富に含まれています。 ギリシャ・ヨーグルトを濃縮させる過程においてカルシウムが流出してしまうためです。 とは言え、ギリシャ・ヨーグルトにもカルシウムはかなり残っています。

また、大部分のヨーグルトと同じくギリシャ・ヨーグルトにもプロバイオティクスが含まれています。 プロバイオティクスには消化促進・栄養吸収・免疫力維持などの効果があります。

ギリシャ・ヨーグルトは普通のヨーグルトよりも低カロリーですか?

一食分同士の量で比較した時のカロリーは、普通のヨーグルトと同じです。 また、ギリシャ・ヨーグルト自体に含まれる炭水化物は普通のヨーグルトより少ないのですが、製品によっては糖分が添加されていることがあります。 糖分が添加された食品はカロリーが相当に増加します。 パッケージの表示をきちんと確認しましょう。

ギリシャ・ヨーグルトは間食として食べるだけですか?
ギリシャ・ヨーグルトを食事の一部として食べたり、料理に使ったりすることもできます。 ギリシャ・ヨーグルトの濃厚さを生かして、サワークリームやマヨネーズ、クリームチーズなどの代わりとして料理に使うことができます。