閲覧以外で当サイトのコンテンツを利用する場合には必ず引用・転載・ネタ探しをするときのルールに目を通してください。

自宅が自然環境に近い人ほど認知機能が優秀

(2017年3月) "Environmental Research" 誌に掲載予定であるCIBERESP(スペイン)などの研究で、自宅が自然環境に近い人ほど認知機能が優秀であるという結果になりました。

研究の方法

自然環境が健康に及ぼす影響を調べることを目的として欧州で行われた PHENOTYPE(Positive Health Effects of the Natural Outdoor Environment in Typical Populations in Different Regions in Europe)という大規模な調査のデータを用いて、居住地周辺に存在する自然の緑の豊富さと認知機能の関係を調べました。

認知機能の測定に用いられたのは、Color Trails Test(CTT)と呼ばれるテストです。 CTTは Trail Making Test(TMT)という認知機能テストを改良したもので、そのTMTは認知機能の低下をチェックするのに用いられています。

結果

自宅から緑が豊かな自然環境までの距離が100m増えるごとに、CTTテストを完了するのに要する時間(速いほど優秀)が1.5%低下していました。

自宅から自然環境までの距離とCTTテストの成績との関係に、運動量・騒音の量・大気汚染の程度などは影響していないようでした。 つまり、自然環境の近くに住んでいると運動量が増えたり、静かだったり、空気がきれいだったりするからCTTテストの成績が良いというわけではないようだというわけです。

緑が豊かな場所に住んでいると認知機能が優れている理由は今のところ不明です。
Copyright (c)2013-2017 最新健康ニュース All Rights Reserved.