緑空間で突然死のリスクが低下

(2018年4月) "Environment International" 誌に掲載された米国立健康・環境効果研究所(NHEERL)などの研究によると、緑空間(樹木や草などの植物を特徴とする空間)により心臓突然死(SCD)のリスクが低下する可能性があります。

研究の方法

米国ノース・カロライナ州のウェイク郡で 2013年3月~2015年2月のうちに病院外で発生したSCDのデータとウェイク郡の緑空間の分布との関係を調べました。

結果

緑道(*)が1km2あたり1km多いとSCDのリスクが18%低下し、の面積が10%増えるとSCDのリスクが10%低下するという計算結果になりました。

①草地の豊かさや②都市部や道路沿いにおける緑の量や植物の種類の多様性とSCDのリスクとの間には関係が見られませんでした。
(*) 緑が豊かな道。歩いたり自転車に乗ったりして緑を楽しめるようになっている。

解説

緑空間には身体活動量を増やす・精神的ストレスを減らす・大気汚染の悪影響を緩和するといった効果が期待できます。 心臓病・高血圧・糖尿病などのためにSCDリスクが高い人には緑空間が特に有益かもしれません。