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緑茶にガンや心臓病などによる早死にを予防する効果

(2016年7月) "European Journal of Epidemiology" に掲載されたサウス・カロライナ大学などの研究によると、緑茶にガンや心臓病などによる早死にを予防する効果を期待できるかもしれません。

研究の方法

健康な中国人男性16万5千人を対象に、緑茶を飲む量などに関するアンケートを実施し、その後平均11年間にわたって死亡状況を追跡調査しました。

そして、緑茶飲用量と総死亡リスク(*)・ガンによる死亡リスク・心血管疾患(†)による死亡リスクとの関係を分析しました。 分析においては、死亡リスクに影響する様々な要因を考慮しました。

(*) 死因を問わない死亡件数。

(†) 心臓病や脳卒中。
結果

データ全体において、緑茶を飲む習慣があるのは18%でした。 追跡期間中に発生した総死亡件数は約3万3千件、心血管疾患死亡件数は1万2千件近く、ガンによる死亡件数は7千件ほどでした。

緑茶を飲む習慣が無いグループに比べて、緑茶を飲む習慣があるグループは各死亡リスクが低下していました:

死亡リスク 5g以下/日 5g超~10g/日 10g超/日
総死亡リスク -6% -5% -11%
心血管疾患 -7% -9% -14%
ガン -14% -8% -21%

統計学的な有意性が微妙だった。 95% CI が1つ目は 0.85-1.01 で、2つ目は 0.83-1.00。 米印が付いていない他の数字はいずれも統計学的に有意。