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緑茶を飲む習慣があると心臓病や脳卒中で死亡するリスクが10%低い

(2017年2月) "Journal of Epidemiology" に掲載された上海交通大学(中国)などの研究によると、緑茶が心血管疾患(心臓病や脳卒中)の予防に有効かもしれません。

研究の方法

中国の上海に住む40~74才(女性は70才まで)の男女11万6千人近く(女性が6万4千人)に食生活・健康状態・生活環境などについて尋ねたのち、男性は8.3年間、女性は14.2年間(いずれも中央値)にわたり生存状況を追跡調査したデータを分析しました。

半年間超にわたり緑茶を週に3回以上飲んでいる場合を「緑茶を飲む習慣がある」とみなしました。

結果

追跡期間中に 6,517人(男性 2,741人)が亡くなりました。

緑茶を飲む習慣があると心血管疾患で死亡するリスクが10%低いという結果でした。 緑茶を飲む習慣とガンで死亡するリスクとのあいだには関係が見られませんでした。
過去の複数の類似研究でも、緑茶を飲む習慣がある人は心臓病のリスクが10%前後低いという結果になっています。
緑茶を飲む習慣があると総死亡リスク(死因を問わない死亡リスク)も5%下がっていましたが、統計学的な有意性が微妙でした(5%のリスク低下、95% CI, 0.90-1.01 )。 ただし非喫煙者に限ると、緑茶を飲む習慣がある場合に総死亡リスクが11%統計学的に有意に下がっていました。