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緑茶で消化器系のガンを予防

(2012年10月) "American Journal of Clinical Nutrition" に掲載されたバンダービルト大学(米国)の研究で、緑茶を日常的に飲んでいる中高年の女性は、結腸・胃・喉のガンになるリスクが僅かに低いという結果になりました。

研究の方法

7万人近くの女性を対象に食事・運動習慣・体重・病歴に関するアンケートを実施した後、11年間におよぶ追跡調査を行いました。 女性たちの中に喫煙や飲酒の習慣がある人は含まれていませんでした。

結果

7万人近くのうち、週に3回以上緑茶を飲む習慣があったのは2万人、追跡期間中に消化器系のガンになったのは 1,255人でした。

週に3回以上緑茶を飲んでいたグループでは、消化器系(結腸・胃・食道など)のガンになるリスクが14%下がっていました。 1日に緑茶を2~3杯(一ヶ月あたり150g以上)を飲む人では21%減少していました。

さらに、20年以上にわたって緑茶を日常的に飲んでいると回答したグループは緑茶を飲まないグループに比べて、消化器系のガンになるリスクが27%、特に結腸直腸のガンになるリスクが29%低くなっていました。

留意点

今回の研究では、このようなガンのリスク減少の原因が緑茶であるか否かは確認できていません。 緑茶を愛飲する人は健康に気を使う人であるケースが多いため、他の生活上の要因でガンのリスクが減っている可能性もあります。

緑茶を大量に飲む女性には、高収入の職業に就いている・果実と野菜の摂取量が多い・運動量が多いなどの特徴がありました。 今回の研究の結果は、このような要因を調整したうえでのものですが、種々の要因の影響を完全に消すことは出来ません。