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緑茶は運動と組み合わせるとダイエット効果を発揮する?

(2014年4月) "Molecular Nutrition Food Research" 誌4月号に掲載予定の米国の研究によると、運動によるダイエット効果を増幅する作用が緑茶に期待できるかもしれません。

この研究では、高脂肪のエサを与えられているマウスを次の3つのグループに分けました:

  1. 緑茶抽出物(カフェインは含有していない)を与えられたうえで運動したグループ
  2. 運動だけのグループ
  3. 緑茶抽出物を与えられただけのグループ
このようにして16週間を過ごさせたところ、1のグループにおいて体重が急激に落ち、糖尿病の兆候も軽減されていました。

具体的には、16週間後の時点における1のグループの体重の減少幅はBMI にして27.1ポイントで、腹部の脂肪量は平均で36.6%減っていました。 さらに、空腹時血糖値が17%、血漿インシュリン量が65%、そしてインスリン抵抗性が65%それぞれ減少していました。

1のグループに比べて、2や3のグループでは体重や血糖値などの改善が幅が顕著ではないでしょう。

研究者は次のように述べています:

「1のグループに見られたダイエット効果は、脂肪代謝の増加と脂肪合成の減少によるものかもしれません。 緑茶にはエネルギー代謝に関与する遺伝子を調節する作用があるようです」


今回の研究においてマウスに与えられた緑茶抽出物の量は、ヒトが緑茶を飲み物として飲む場合に換算すると1日あたり8~10杯になります。 いくぶん多いですが、副作用が心配になるような量ではありませんね。

今回の研究ではカフェインを含有しない緑茶抽出物を用いましたが、それはカフェイン自体にもダイエット効果があるためです。 カフェインには、基礎代謝率を上昇させてエネルギー(カロリー)の使用量を増加させる作用があります。