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緑茶に胃ガンを予防する効果? でも熱すぎると逆効果

(2017年10月) "Public Health Nutrition" に掲載されたシステマティック・レビューによると、緑茶を飲む習慣が胃ガンの予防に有効かもしれません。 ただし、お茶の温度が熱すぎると逆効果となる恐れがあります。

レビューの方法

緑茶の飲用習慣と胃ガンのリスクとの関係について調べ 2015年までに発表された研究の中から所定の基準を満たす13の研究(追跡研究が5つと、ケースコントロール研究が8つ)を選出し、それらのデータを分析しました。

結果

追跡研究

緑茶の飲用量が最大の場合と最低の場合とで比較すると緑茶の飲用量と胃ガンのリスクとの間に関係が見られませんでした。 しかし、緑茶を25年間にわたり毎日6杯飲む場合に限ると(緑茶を飲む習慣が無い場合に比べて)胃ガンのリスクが21%低下するという計算になりました。

緑茶を非常に熱い状態で飲む習慣がある場合には、胃ガンのリスクが7.6倍に増加していました。 国際ガン研究機関(IARC)が 2016年に発表したレポートによると飲み物を70℃前後の高温で飲むと食道ガンのリスクが増加する恐れがありますが、このレポートでは胃ガンについては言及されていません。

ケースコントロール研究

緑茶の飲用量が最大の場合には最低の場合に比べて胃ガンのリスクが16%低いという結果でした。