歯周病菌が脳に入り込んでアルツハイマー病の原因に?

(2013年7月) "Journal of Alzheimer’s Disease" に掲載された英国の研究によると、歯周病がアルツハイマー病に関与している可能性があります。

認知症ではない同年代の人たち10人からは、Porphyromonas gingivalis という歯周病菌の痕跡が一切見つかっていないのに対して、アルツハイマー病患者では、10人中4人から、この歯周病菌の痕跡が見つかったのです。

咀嚼したり、歯をかみ締めたりすることによって口内の細菌が血流中に侵入して、脳などの体の他の部分に到達するという説がありますが、今回の発見は、この説を裏付けるものです。 歯周病菌が生産した化学物質が長年にわたって蓄積して、アルツハイマー病の発症に寄与している可能性があるというわけです。

歯周病は、過去の複数の研究で心臓病や一部のガンとの関係が指摘されています。