歯周病で認知症のリスクが増加

(2016年9月) "Neuroepidemiology" 誌に掲載された国防医学院(台湾)の研究によると、歯周病(歯周炎)を慢性的に患っていると認知症になりやすいかもしれません。

研究の方法
歯周炎と新たに診断されて間もない患者 2,200人と健常者 6,600人を対象に、10年間にわたり認知症の発症状況を追跡調査して、両グループで認知症の発症率を比較しました。
歯周炎患者のグループと健常者のグループは、年齢と性別において釣り合いが取れていました。
結果

10年間のうちに認知症になった人数が、健常者のグループでは61人(0.9%)だったのに対して、歯周炎患者のグループでは25人(1.1%)でした。

性別・年齢・月収・居住地・併存疾患の有無などを考慮しつつ計算したところ、歯周炎患者のグループのほうが認知症になるリスクが2.5倍高いという結果になりました。

留意点
研究チームによると、もっと大規模な研究を繰り返して今回の結果を確認する必要があります。