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関節リウマチのリスク要因となる歯周病菌の種類が明らかに

(2013年9月) "PLOS Pathogens" に掲載された研究によると、歯周病が関節疾患のリスク要因になります。 歯周病の菌によっては、関節リウマチの発症と進行が促進されたり、関節リウマチの症状が重くなるというのです。

歯周病も関節リウマチと同じ炎症の病気で、両者の関連は以前から指摘されていましたが、今回の研究では、両者の間に介在しているのが Prevotella intermedia ではなく Porphyromonas gingivalis という歯周病の原因菌であることが明らかになりました。 この歯周病菌は、口腔のほか、胃腸管や気道にも存在します。

研究グループによると、Porphyromonas gingivalis は、コラーゲン誘発関節炎という関節リウマチに類似する関節炎を促進する特殊な酵素(ペプチジルアルギニン・デアミナーゼ)を生産します。 この酵素に対して免疫系が反応するのですが、その免疫系の反応によって関節の炎症が慢性化し、骨と軟骨が破壊されるのです。

Prevotella intermedia も歯周病の原因菌なのですが、こちらの細菌ではペプチジルアルギニン・デアミナーゼを生産していませんでした。

これまでの研究で、歯周病のある人では関節炎になるリスクが2倍になることが示されています。
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