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銃で撃たれたり刃物で刺されたりしたときには救急車よりも自家用車

(2017年9月) "JAMA Surgery" 誌に掲載されたノースウェスタン大学などの研究で、銃で撃たれたり刃物で刺されたりしたときには救急車で病院に運ばれるよりも自家用車で病院に運ばれる方が命が助かることが多いという結果になりました。

研究の方法

米国の最も人口が多い100の地域で 2010~2012年のうちに、銃で撃たれたり刃物で刺されたために外傷センターに運び込まれた16才以上の患者10万人超のデータを分析しました。

結果

主な結果は次のとおりです:
  • 16.4%の患者が個人の車で病院に運ばれた。
  • 救急車で病院に運ばれた患者の死亡率が11.6%だったのに対して、自家用車で運ばれた患者の死亡率は2.2%だった。 自家用車で運ばれたときのほうが死亡リスクが62%低いという計算になる。
  • 銃で撃たれた患者に限るとこの数字は、救急車の場合に19.3%で自家用車の場合に4.5%だった。
  • 刃物で刺された患者に限るとこの数字は、救急車の場合に2.9%で自家用車の場合に0.2%だった。
研究者は次のように述べています:
「心臓発作で病院に運ばれるときと違って、刃物や銃で外傷を負った患者に対しては病院に付く前に救急車の中で決定的な治療を行うことができません。 外傷のタイプによっては病院に付く前に行う処置が逆効果となるのかもしれません」