腸内細菌がコレステロールに影響

(2015年9月) "Circulation Research" 誌に掲載されたオランダの研究で腸内細菌コレステロールとの関係が調査されています。

研究の内容
893人のオランダ人の腸内細菌や血液サンプルなどを調査したところ、以下が明らかになりました:
  • 34種類の腸内細菌がBMIおよびコレステロール値に影響していると思われる。
  • 腸内細菌は体重・トリグリセライド(中性脂肪)値・HDL(善玉)コレステロール値を決定する要因として、それぞれ4.6%・6%・4%を占めると推算される。
  • その一方で、腸内細菌はLDL(悪玉)コレステロールと総コレステロールにはほとんど影響していないようだった。
腸内細菌
人体中には何兆匹もの微生物が生息しており、その数は人体の細胞の10倍にも及びます。 腸内細菌はヒトと共生関係(双方にメリットがある)にあり、食べたものを消化するのを手伝ったり免疫系を鍛えたりしてくれます。 腸内細菌のコミュニティーがヒトの健康において果たす役割は大きく、「もう1つの臓器」とまで呼ばれています。