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腸内細菌の状態も大腸ガンのリスク要因?

(2013年12月) "Journal of the National Cancer Institute"に掲載された研究によると、腸内細菌の多様性の不足によって大腸ガンのリスクが増加する可能性があります。

この研究で、大腸ガン患者47人から採取した大便のサンプルを、これらの患者と性別および体重が一致する94人から採取したサンプルと比較したところ、大腸ガンの患者は腸内細菌の多様性において平均よりも劣っていたのです。

さらに、大腸ガンの患者では、クロストリジウム属の菌が少なく、フゾバクテリウム属とポルフィロモナス属の菌が多い傾向にあることもわかりました。 クロストリジウム属の菌の中には、腸内で食物繊維を醗酵により酪酸塩へと変えてくれるものがいます。 酪酸塩には、結腸の炎症と発ガンを抑制する作用があります。 一方、フゾバクテリウム属とポルフィロモナス属の菌は、口腔および胃腸管の炎症に関与しています。 参考記事: 口や腸に住んでいる菌(フゾバクテリア)が結腸ガンを促進する

炭水化物と大腸ガンの関係には腸内細菌が関与していた」では腸内細菌が炭水化物から生産する酪酸塩が大腸ガンを促進する可能性が指摘されています。