腸内細菌の種類が少ない乳児では食品感作のリスクが増加

(2015年3月) "Clinical & Experimental Allergy" 誌に掲載されたアルバータ大学(カナダ)などの研究で、生後3ヶ月の時点で腸内細菌の種類が少ない子供は1才になるまでの間に牛乳や、卵、ピーナッツなどに対する食品感作を起こしやすくなるという結果になりました。

研究の方法

この研究では、166人の子どもから採集した糞便をDNA技術を用いて分析して腸内細菌の構成を調べました。 糞便の採集は生後3ヶ月のとき、および1才のときに行いました。 食品感作の有無は皮膚反応テストにより調べました。

結果
腸内細菌の種類が少ない子供で食品感作が見られる率が高かっただけでなく、食品感作が生じた子供とそうでない子供とでは、腸内細菌科およびバクテロイデス科という2つの科の腸内細菌の量が異なっていました(どう異なっていたかは不明)。