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小学生に手洗いを励行させると病気で学校を休む子供が激減する

(2017年10月) "IDWeek 2017" で発表されたLifeNet Health(米国)による研究で、小学生に手洗いを励行させることで病気で学校を休む子供が減るという結果になりました。

研究の方法

小学2年生の児童90人に、手洗いの前後で手に付着している細菌やカビを培養するという実験をさせて手洗いの大切さを視覚的に理解させたうえで、正しい手の洗い方や手を洗うタイミング(食事前や帰宅後など)について指導しました。

結果

こうした手洗いに関する啓蒙活動によって子供たちの手洗い状況が改善され、啓蒙活動を行う前の30日間に比べて啓蒙活動を行った後の30日間には、病気で学校を休む率が72%下がりました(30日間における欠席数が126だったのが37になった)。

正しい手の洗い方

CDC(米国疾病対策予防センター)が推奨する正しい手洗いの方法は次の通りです:
  1. 清潔な流水(水道水)で手を洗う。 温水でも冷水でもバイキンを洗い落とす効果に違いはありませんが、冬季には温水のほうが辛くないのでしっかりと手を洗えるでしょう。
  2. 石けんを使用して、両手の平で泡を立てる。
    石けんは普通のもので十分です。 トリクロサンなどの抗菌剤を含有する石けんも普通の石けんと効果は変わりません。
  3. 指先もきっちり洗う。 指先は最も頻繁に物に触れる部分であり、それだけに高い確率で汚染されています。
  4. 手の甲・指の間・爪の下も忘れずに洗う。
  5. 「ハッピバースデーイ・トゥユー~♪」の歌を二回歌い終わるまで(約20秒間)手を洗う。
  6. 車内や電車内など流水の無い場所ではウェット・ティッシュを使用する。 除菌成分としてアルコールを60%以上含むものがお勧めです。 アルコール以外の成分は有効であることが証明されていません。 インフルエンザが流行している地域では、ウェット・ティッシュの使用が特に有効です。