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花粉症の症状を緩和するための食事とサプリメント

花粉症の対策は次の3つに大別することができます:
  1. 花粉症の原因となる花粉をどうにかする。
    花粉をどうにかする方法としては次のようなものがあります: 花粉をブロックするクリームを鼻の粘膜に塗る、花粉防止用のマスクや眼鏡を使用する、家に入るときに体からはたき落として花粉を家の中に持ち込まない、洗濯物や布団を外に干さない、空気清浄機を使う、こまめに掃除をする(床に落ちた花粉が舞い上がるので)、花粉予報を見て花粉が多い日には外出しない、部屋の窓も車の窓も閉めておく、外出後にはシャワーやお風呂に入って花粉を洗い流す。
  2. 薬などで花粉症の症状を緩和する。
    花粉症の薬を飲む、ステロイドの鼻スプレーを使うなどの方法があります。
  3. アレルゲン(花粉)に対する免疫系の反応を変える治療をする。
    免疫療法(減感作療法)を受けるには病院に通う必要があります。
この記事では、「2. 薬などで花粉症の症状を緩和する」するという対策のうち食事やサプリメントなど自分の判断で行えるものを紹介します。
花粉症対策のサプリメント
ビタミンC
ビタミンCには抗ヒスタミン作用があり、ビタミンCが花粉症の症状に対して有効であるという研究も過去に発表されています。 サプリメントを子供に与える場合には、1日あたり250~500mg程度を3~4回に分けて服用すると良いでしょう。
フラボノイド類

ケルセチン(柑橘類、タマネギやソバに豊富に含まれる)や、カテキン、ヘスペリジン(ビタミンPとも呼ばれ、ミカンやハッサクの皮に含まれる)などのフラボノイドには、天然の抗ヒスタミン作用と抗アレルギー作用があります。 こうしたフラボノイドをサプリメントで摂取する場合には、1日当たり2~3g(最大で6g)を摂取すると良いでしょう。

ブロメライン(パイナップルに含まれる酵素。タンパク質を分解する作用があることで有名。ブロメライン自体にも抗炎症作用がある)やビタミンCには、フラボノイドの効果を強める作用があります。
プロバイオティクス(乳酸菌)
ラクトバチルス菌や、アシドフルス菌、ビフィズス菌などのプロバイオティクスにも花粉症の症状を軽減する効果が期待できます。 プロバイオティクスは、朝と晩に摂取すると良いでしょう。
イチョウ
イチョウにはフラボノイド類が含まれており、抗酸化・抗炎症作用があります。 イチョウ・エキスのサプリメントが市販されていますが、脳内出血のリスク増加などの副作用もあるので服用の際には注意が必要です。
花粉症対策の食品
低脂肪・高炭水化物
脂肪分が控えめで、複合炭水化物が豊富な食事によりアレルギー症状を緩和できることがあります。
野菜・果物
野菜や果物にはフラボノイド(後述)やビタミンC(後述)が含まれています。 フラボノイドには抗アレルギー効果が、そしてビタミンCには抗ヒスタミン作用があります。 特に青葉の野菜、緑黄色野菜、タケノコ、キャベツ、タマネギ、生姜などを積極的に食べましょう。 なるべく生で食べるか、加熱する場合にも控えめに。
抗ヒスタミン作用とは

花粉症などのアレルギーの原因となるのはヒスタミンという化学物質です。 ヒスタミンは人の体内に存在する物質で、怪我や、ウイルス・細菌の侵入などによって活性化して炎症や、クシャミ、鼻水などを引き起こします。

花粉症では、花粉がウイルスや細菌と誤認されてしまうために、目の痒み(炎症)や、クシャミ、鼻水などの症状が生じます。

抗ヒスタミン作用とは、上記のようなヒスタミンの作用を抑える作用、つまり目の痒みや、くしゃみ、鼻水などを抑える作用のことです。
ニンニク
ニンニクには、ケルセチン(フラボノイドの一種)とビタミンB群が豊富に含まれているめ、天然の抗ヒスタミン・抗炎症作用が期待できます。 さらに、ニンニクには免疫力を強化する効果もあります。
地元で取れたハチミツ

科学的なエビデンスはありませんが、地元で取れたハチミツには花粉症を緩和する効果があるという報告があります。

地元で取れたハチミツにはその地域の花粉が微量に含まれているために、免疫系を鈍感にして(感度を下げる、すなわち減感する)、花粉に対する反応を緩和させる作用があると考えられるのだそうです。

一般的には、花粉の季節が始まる数ヶ月前から(つまり年末からということになるでしょうか)、地元で取れたハチミツを毎日スプーンに1杯摂ると良いと言われています。
スギの木の花粉の飛散距離は数十キロ~300kmなので、その飛散範囲内が「地元」ということになります。
緑茶
緑茶に含まれるポリフェノールの一種であるカテキンには強力な抗酸化作用があり、免疫系を強化し、炎症を緩和してくれます。 花粉症のシーズン中には1日に2~3杯を飲むようにすると良いでしょう。
ハーブ・ティー

カモミールというハーブには、ビサボロールとカマズレンという物質が含まれており、これらに炎症とアレルギー反応を緩和する作用があります。

カモミール以外にも、レッドクローバーやヤロー(ノコギリソウ)などのハーブも花粉症の症状緩和に用いられます。 一種類のハーブでハーブティーを作るもよし、複数のハーブを組み合わせたハーブティーを作るもよし。 ハーブティーは1日に3~4杯を頂きます。