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アレルギー体質の人は脳腫瘍になるリスクが低い

花粉症の人でリスク低下

オハイオ州立大学の研究(2012年8月)によると、花粉症の人は脳腫瘍になりにくいかもしれません。 この研究で、複数の血液バンクから入手した40年分の記録を調査したところ、季節性アレルギー(花粉症など)の人はグリオーマと呼ばれる脳腫瘍になるリスクが通常の半分だったのです。
グリオーマ
グリオーマ(神経膠腫)は膠質という脳の組織に生じる腫瘍で、悪性の脳腫瘍の80%がグリオーマです。

研究者によると、アレルギーの人は体内に多量に存在する抗体によって免疫系が刺激され、グリオーマになり難いのではないかと考えられます。 また花粉症は、グリオーマのリスクに影響する要因として最大のものでした。

他のアレルギー性疾患でも

"Cancer Epidemiology, Biomarkers & Prevention" 誌(2016年2月)に掲載されたベイラー医科大学などの研究でも、アレルギー体質の人はグリオーマになるリスクが低いという結果になっています。

グリオーマ患者 4,500人超と健常者 4,200人ほどのデータを調査したところ、アレルギー性呼吸器疾患・喘息・アトピー性皮膚炎の病歴がある人は病歴がない人よりもグリオーマになるリスクが低くなっていました。
アレルギー性呼吸器疾患ではグリオーマ発症のリスクが30%低くなっていました。 喘息とアトピー性皮膚炎についても、統計学的に有意な程度にグリオーマ発症リスクが下がっていました。