健康ノイローゼの人は健康的

(2012年12月) "Brain" 誌に掲載された University of Rochester(米国)の研究で、健康ノイローゼの人は実際にも健康であるという結果になりました。

被験者のうち神経症的であると判断された人たちで、炎症および慢性病の指標となるインターロイキン6(IL-6)の血中量が最低水準となる傾向が見られたのです。

研究の方法

1,000人超を対象に病気関連のバイオマーカー・生理機能・性格特性などの臨床評価を実施しました。

結果

神経症/几帳面さの度合いが中程度以上であった441人において IL-6 の量が他の被験者よりも少ないという結果でした。 IL-6 というのは免疫系のタンパク質で炎症の血中指標として用いられます。 炎症は、心臓病・脳卒中・喘息・関節炎・糖尿病・一部のガンなどのリスクが増加する原因です。

この441人は、過体重や慢性病の率も他のグループより低くなっていました。

解説
研究者によると、神経症の人は気分屋で神経質で心配性ですが、神経症の度合いが中程度以上の人の中には几帳面さを併せ持つ人がおり、そういう人は何事にもきちんとしていて目的志向で思慮深い傾向にあるため、健康管理もしっかりと行っているのだと思われます。