心臓発作になったらコーヒー習慣で生存率アップ

(2016年7月) "Coronary Artery Disease" 誌に掲載されたヨーク大学(英国)の研究(メタ分析)によると、急性心筋梗塞(心臓発作)を生き延びた後にはコーヒーを飲む習慣を始めることで死亡リスクが低下するかもしれません。

メタ分析の方法

コーヒー飲用量と心臓発作後の死亡リスクとの関係を調べた研究の中から一定の基準を満たす2つの研究を選出し、これらのデータを分析しました。 データに含まれていた心臓発作患者数は3千3百人ほどで、このうちの6百人ほどが追跡期間中に亡くなりました。 心臓発作の患者たちは、コーヒー飲用量に応じて次の3つのグループに分けられました:

  1. コーヒーを飲む習慣が無いグループ
  2. コーヒーを毎日1~2杯飲むグループ
  3. コーヒーを毎日2杯超飲むグループ
結果
心臓発作後に毎日飲むコーヒーの量が多いほど死亡リスクが統計学的に明確に減っていました:
  • コーヒーを毎日1~2杯飲むグループは、コーヒーを飲む習慣が無いグループに比べて、死亡リスクが21%低かった。
  • コーヒーを毎日2杯超飲むグループは、コーヒーを毎日1~2杯飲むグループに比べて、死亡リスクが31%低かった。
  • コーヒーを毎日2杯超飲むグループは、コーヒーを飲む習慣が無いグループに比べて、死亡リスクが46%低かった。