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ハーブは生でも乾燥でも糖尿病に有効?

(2014年7月) オレガノ、マージョラム、ローズマリーといったハーブには糖尿病治療薬と同じ効果を期待できる成分が含まれていますが、"Journal of Agricultural and Food Chemistry" に掲載されたイリノイ大学の研究で、温室栽培のハーブ(たぶん「生のハーブ」ということだと思います)と市販の乾燥ハーブの効果が比較されています。

研究の方法
生体外実験により、次の2点を調べました:
  • 生または乾燥させたオレガノ(Origanum vulgare)、マージョラム(Origanum majorana)、ローズマリー(Rosmarinus officinalis)、メキシカン・オレガノ(Lippia graveolens)の抽出物に含有されるポリフェノールとフラボノイドの量
  • 生または乾燥させたハーブの DPP-IV(血糖値低下を阻害する)と PTP1B(インスリン抵抗性の原因となるようです)という酵素を阻害する効果
結果

その結果、乾燥ハーブよりは生のハーブの方がポリフェノールとフラボノイドのいずれも多く含んでいましたが、DPP-IV と PTP1B の阻害効果については必ずしも生のハーブの方が優れているわけではありませんでした。

DPP-IV の阻害能力は生のローズマリー、メキシカン・オレガノ、およびマージョラムが優れている一方で、PTP1B の阻害能力は乾燥のローズマリー、メキシカン・オレガノ、およびマージョラムが優れていました。 (生でも乾燥でもオレガノは阻害能力が少ないようですね)