長引くシャックリは深刻な病気の兆候であることも

(2016年2月) Texas A&M Health Science Center によると、シャックリが48時間を超えて継続する場合には深刻な病気がシャックリの原因になっている可能性があるので医師の診察を受ける必要があります。出典: What Are My Hiccups Telling Me?

シャックリについて

シャックリは、横隔膜と呼吸器に突如として不随意的な痙攣が生じるのが原因で起こります。 シャックリ独特の音は、この痙攣によって声門が閉じるために発生します。

シャックリは胃が膨張すると起こりやすくなります。 したがって、喫煙・ガム・大量の飲酒・炭酸飲料・食べすぎなどによりシャックリが起こりやすくなります。 喫煙やガムでシャックリが起こるのは、ガムを噛んだりタバコを吸ったりするときに空気を飲み込んでしまうためです。 大量飲酒によりシャックリが起こるのは、飲酒により食道が刺激されて胃酸の逆流が生じるためです。

48時間を超えて継続するシャックリは持続性シャックリ(persistent hiccups)と呼ばれ、30日を超えて継続するシャックリは難治性シャックリ(intractable hiccups)と呼ばれます。

シャックリと病気

胃食道逆流症(胃酸が胃から食道に逆流する病気)がシャックリの原因となりやすいほか、耳に生じる感染症がシャックリの原因であることがあります。 耳の感染症によって鼓膜が刺激されるためです。 耳に入った髪の毛が鼓膜を刺激するためにシャックリが治まらないというケースもあります。

もっと深刻な病気の恐れも

難治性シャックリは、脳・リンパ節・胃・頚部・甲状腺のガンと診断された患者に見られることがあるほか、脳卒中や心臓病(心臓発作や心筋の炎症)の兆候であることもあります。

シャックリが体に害をなすことも

シャックリが横隔膜の痙攣であるため、持続性シャックリや難治性シャックリによって横隔膜を制御する神経がダメージを受けることがあります。

シャックリを鎮める方法
  • 少しのあいだ息を止める。
  • 袋を口に当てて呼吸する。
  • 綿棒などで喉の奥をつついて咽頭反射(うげっとなる感じ)を引き起こす。
  • 冷水でうがいする。
  • 砂糖(スプーンに一杯程度)を飲み込む。
  • レモンを噛んで酸っぱい目にあう。
  • 膝を胸に引き寄せて胸を圧迫する。
  • 眼を軽く押さえる(迷走神経の活性化で引き起こされる反射によりシャックリの痙攣の相殺を狙う)