閲覧以外で当サイトのコンテンツを利用する場合には必ず引用・転載・ネタ探しをするときのルールに目を通してください。

脂肪分と糖分の摂取量が多いと鬱になりやすい

(2017年7月) "Public Health Nutrition" に掲載されたアムステルダム大学などの研究によると、脂肪分と糖分の摂取量が多いと鬱症状が生じたり気分が落ち込んだりしやすくなる恐れがあります。

研究の方法

オランダに住む18~70才の男女 4,969人を対象に、食生活と抑鬱の状況に関するアンケート調査を実施しました。 そして、脂肪分や糖分の摂取量に応じてデータを4つのグループに分けて、グループ間で抑鬱の状況を比較しました。

結果

脂肪分(飽和脂肪)と糖分両方の摂取量が最も多いグループは最も少ないグループに比べて、抱えている鬱症状の数が多く、憂鬱な気分であるリスクが2.36倍でした。

脂肪分または糖分いずれかのみの摂取量と鬱症状との間には関係が見られませんでした。

関連研究

これまでにも複数の研究で、糖分や脂肪分を大量に含むジャンクフード・加工食品・ファーストフードをよく食べる人は鬱になりやすいことが示されています。

逆に、鬱になりにくいのはメディテラネアン・ダイエットと呼ばれる地中海地方の伝統的な食生活であるようです。

食生活がメディテラネアン・ダイエットに近い人には鬱が少ないという研究は複数存在しますが、今回の研究チームが "British Journal of Nutrition"(2016年)に発表した研究でも、18~102才(平均年齢68才)のイタリア人男女 1,362人を9年間にわたり調査して、野菜・オリーブ油・穀類・果物・魚をよく食べ赤身肉・加工肉・ワインを控え目に摂るという食生活をしている人は鬱症状が少ないという結果になっています。