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高脂肪で糖分が多い食事で大腸ガンのリスクが増加

(2013年7月) "European Journal of Cancer Prevention" 誌に掲載された英国の研究よると、砂糖の使われた軽食で結直腸(≒大腸)ガンのリスクが増加します。

砂糖の使われた軽食とは、炭酸飲料や、ケーキ、ビスケット、スナック類、デザートなどで、このような軽食に含まれている糖分と脂肪分でガンのリスクが増加すると考えられます。

研究の方法

結直腸ガン患者 2,063人および、対照群(比較用に用意された結直腸ガンではない人たち) 2,776人のデータを分析しました。

結果

果実や野菜などの健全な食事をしていグループでは結直腸ガンのリスクが減少し、高脂肪で糖分の多い食事をしているグループでは結直腸ガンのリスクが増加していました。

解説

結直腸ガンのリスクと食事との関係は、過去の複数の研究で指摘されており、例えば、EPIC(European Investigation into Cancer)と呼ばれる研究では、繊維質を大量に含む食事をしている人では25~40%、魚類を毎日80g食べる人では30%程度、それぞれ結直腸ガンのリスクが下がるという結果が出ています。

過去の他の研究では、赤身の肉や、その他鉄分を多く含む食品の摂取量が多いと、結直腸ガンのリスクが増加することを示したものがあります参考記事: 赤身肉や加工肉を多く食べると結直腸ガンの死亡率が増加。 鉄分と結直腸ガンの関係については、さらに別の研究でも調査がなされており、それによると、鉄分を大量に含むエサを与えられたマウスで結直腸ガンのリスクが2~3倍になるという結果になっています。