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高グリセミック食品が食欲過多の原因になる理由が明らかに

米国で行われた研究によると、グリセミック指数が高い食品(高グリセミック食品)は、過度の食欲の原因となり、報酬・欲求に関与する脳の領域を刺激します。

このことから、高グリセミック食品を制限することで、ダイエットが楽になると考えられます。 研究者は次のように述べています:
「脳のこの領域は報酬・欲求だけでなく、薬物の使用や依存症にも関与しています。 そのため、食品の中に薬物のような依存性を引き起こすものも存在する可能性があるのではないかという疑問が生じました」
そこで研究グループは、食後4時間について、血糖値と空腹感を測定し、機能的(リアルタイム)MRI で脳の活動を観察しました。 この食後4時間というのは、次の食事に関する行動を左右する時間です。

この研究では、12人の肥満男性に2種類のミルクセーキ(ミルクシェイク)を摂取してもらいました。 2種類のミルクセーキは味も甘さもカロリーも同じで、違うのは、含まれているのが高グリセミックの炭水化物か、消化が遅い低グリセミックの炭水化物かという点だけでした。

研究の結果、高グリセミックのミルクセーキを飲んだときには、食後間もなく急増した血糖値が4時間後には急落しており、このように血糖値が急落するために、食欲が過剰になり、さらに中隔側座核という薬物依存症に強く関与する脳の領域が強烈に活性化することが明らかになりました。

これまでの研究では食後の短い時間だけを対象にしており、4時間という長時間にわたる調査は今回のものが初めてです。 また、これまでの研究では、例えば高カロリーのチーズケーキと茹でた野菜のように様々な点において異なる食品間で比較していました(今回の研究では、カロリーも同じで、異なるのはグリセミック指数だけ)。